本と活字館について

大日本印刷市谷工場の象徴、「時計台」を復元

「市谷の杜 本と活字館」は、2020年11月に市谷に誕生した本づくりの文化施設です。コンセプトは「リアルファクトリー」。活版印刷を中心とした印刷所であると同時に、モノづくり工房として、印刷の美しさや奥深さ、楽しさを体感していただきたいという願いをこめて、開館いたしました。
館内では、文字(秀英体)のデザイン、活字の鋳造から、印刷、製本までのプロセスを展示しており、印刷機が稼働する様子や活版職人が作業する姿も動態展示の形で公開します。また、参加型ワークショップやイベントなど、ご来館の皆様に、活版印刷をはじめとした印刷・製本・紙加工を体験していただく機会もご提供します。
活版印刷は大日本印刷のすべての事業の原点であり、特に市谷工場では、長年にわたり、日本の書籍や雑誌を数多く製造してました。その市谷工場の象徴として「時計台」の愛称で親しまれてきた建物を、1926年(大正15年)竣工当時の姿に復元し、「市谷の杜 本と活字館」として生まれ変わりました。

建築の復元

館のVIデザイン

市谷の杜について

館内の施設について

印刷所

かつての印刷工場の風景を一部再現した「印刷所」。文字の原図から活字の「母型」を彫り、鋳造し、活字を拾って版を組み、印刷・製本するまでの一連の設備や作業を見ることができます。
活字の棚(ウマ)がずらりと並ぶ「印刷所」では、毎日、職人が活字を拾い、印刷機を回します。今ではなかなか見られない活版印刷の作業風景です。
通路奥のテーブルに置かれているのは印刷・製本に使う道具類を解説する装置。触れると解説が浮かび上がります。

制作室

印刷と本づくりを実際に体験し、モノをつくる場所です。卓上の活版印刷機(テキン)やシルクスクリーンなどアナログの設備と、リソグラフ・レーザーカッター・UVプリンターなどのデジタル機器まで、様々な道具を活用して、オリジナルの印刷物を作ることができます。来館記念カードのテキン印刷や、ノートの製本は、初心者でも気軽に楽しむことができます。
専門クリエイターを招いた印刷・製本ワークショップやトークイベントなど、印刷や本づくりに関する知識を深められるイベントも開催します。

展示室

階段を上がってすぐの場所は、活字と本づくりに関連する企画展を開催する小スペースです。
身の周りにある本や雑誌がどのような背景でつくられているか、そのノウハウはどのような場面に応用されているか、など、さまざまな切り口で本づくりのプロセスや技術を紹介します。
展示内容は4カ月ごとに更新します。

企画展一覧

アクセス

市谷の杜 本と活字館

Ichigaya Letterpress Factory

162-8001
東京都新宿区市谷加賀町1-1-1
電話:03-6386-0555
開館時間:10:00~18:00
休館:月曜・火曜(祝日の場合は開館)、年末年始
入場無料

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